リートで使われる各種用語を紹介

■投資法人
リートでは、不動産への投資を目的とした「投資法人」という特別な法人を設立します。
投資法人は投資証券を投資家に発行し、投資証券は株式と同様に証券取引所に上場され、証券会社を通じて売買ができます。
こうして集められた資金で投資法人は不動産を購入するのです。
投資法人は不動産を保有・運用するのみを目的とした法人で、それ以外の業務を行うことが出来ません。
■改正投資信託法
2000年11月に施行。この改正により、日本でもリートが投資商品として取えるようになった。
翌2001年9月に初めてリートが東京証券取引所に上場されている。
■投資証券
株式会社でいう株券のこと。リートでは、投資法人が有価証券である「投資証券」を投資家に発行します。
投資証券は株式と同じく証券取引所に上場され、証券会社を通じ売買されます。
このように集められた資金で投資法人は不動産を購入することになります。
■資産運用会社
リートでは、不動産への投資を目的とする投資法人という特別な法人を設立しますが、投資法人自体は不動産を保有・運用することのみを目的としているので、それ以外の業務を行うことが出来ないのです。資産運用業務を行うのは外部委託業者になります。
外部委託業務で最も重要なのが「資産運用会社」であり、資産運用会社は、株式投信におけるファンドマネージャーと同じように、リサーチ、投資不動産の選別、判断、取得・売却などの実質的な運営に係わる業務を行います。
■J-REIT
日本でのリートは、アメリカなど他国のリートと異なります。
例えば、日本以外の海外不動産に投資することが事実上出来ない制度であり、こうした海外のリートとの仕組みの違いを区別するため、日本のリートを「J-REIT」(ジェイ・リート)と言う場合があります。

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